サイバーエージェントの件
「一番は技術者の頭数が明らかに不足していることです」
藤田社長が、「数にこだわる理由」が全くわからない。
下手な鉄砲を数撃ちまくって、一発当たる鉄砲が欲しいのか。
もし自分が雇用主なら百発百中の鉄砲が欲しい。
同じ「リクルーティング」、リクルーティングにかかるコストは、採用 1 人あたりの単価で 10 万円ぐらいのコストはくだらないだろうけど、どんな鉄砲が欲しいかによって、「かかるコスト」も、「コストのかけかた」も、かわってくると思う。もし同じ金額を使うなら、下手な鉄砲を数集めるよりは、百発百中の鉄砲を手に入れる金のかけかたをしたい。
アメブロって、アメブロというサービスだけに専門でやっている非エンジニア (ディレクター等) が何十人もいるという話を聞いたことがある。
客観的に見て、アメブロの規模的には 5 人も居れば十分だと思う。
かと言って、人数が多いぶん、案がいっぱい出てて、それをいっぱい実現したいから多くの技術者が欲しいのかもなーとも思う。
単純にバランスが取れてないのかも知れない。
ついでに言えば、技術者をいっぱい欲しいのに技術者のこと知らなすぎるんじゃないかなとも思った。
これを読んでいる技術者の皆様、ぜひお知恵を貸してください。
にマジレスしてみると
「有名な技術者は、ほとんどの人が個人のメールアドレスを晒している」
という裏技。この事実に気付いたあとに「じゃ、誰が有名な技術者なのか」を調べればいいから、自ずと必要なメールアドレスもわかるw
ついでに、その人の Blog を読んで人となりをつかむ。
たぶん、アルギカンパニーってそういうこと普通にやってると思う。人を求める側も、職を求める側も。
ミクシィ日記で id:a666666 をリクルーティングとかw
そもそも、「渋谷ではたらく社長のblog」を読んでいる技術者なんてほとんどいないだろうな?とか思ったりもするけど。
Blog の購読者の知恵が欲しいということは、この会社に入ったら自社の技術者が出す知恵になんて一切耳を傾けないのかもな…とかは恐怖に感じます。
インターネットサービスにおける技術者の採用ニーズ(多)と、
経験者の数(少)は明らかに需給バランスが崩れている。
そんなことは無いと思う。
CA より明らかに多くのコンテンツを手掛けている弊社だけど、人材募集にはさほど力は入れていない。でも十分な供給量は保ててる。
求めかたの悪さがあるからだと思う。
むしろ CA に入りたい人がいたら、その理由が何なのか。
恐らく、技術を中心とした何かを欲してのことではない気がする。
技術以外の何か。
じゃ、それが、どれだけ魅力的なのか。
当社の技術陣の意見も参考に考えました。↓
・技術者のいるフロアをリニューアル。空間デザイナーを入れて
開発に集中できる環境に改善します。
・技術者のオフィス家具を総入れ替え。ひとり当たりのスペースを
ひろげます。
・最終面接では私もお会いして、今後の方針などを直接説明します。
(6月末まで)
・給与面を含む待遇面を見直し、優遇します。
・マッサージを入れます。
正直、これはすごいと思った。
これは釣れる人は釣れるのかも。
でも、マッサージなんて必要なのかな。
仕事柄、マッサージ等には行くけど、全部自腹ですよ。
それが普通だと思うし。
マッサージを会社が用意するものなのかなとか疑問に思ったりする。
仕事をする環境云々の部分には大きく頷けるけど、マッサージは過保護すぎ。
勉強するのに必要な PC やら書籍やらソフトウェアやらも、仕事を支えるための、言わば仕事道具だから、自腹じゃないですか。
手を動かす仕事なんだから手だって仕事道具。肩コリだって仕事道具を使った上で消耗してしまった結果。「消耗品」と考えれば、自腹であるのも普通。
全てが全ておんぶにだっこな環境を与えることが、果たしていいのか。
それに魅力を感じたという理由で入ってくる人がいたら、そういう「純粋」とは言い難いマインドに対して、給料に対する対価を会社が得られると考えるのだろうか。
ただ、こういうアイデアを出したら、それをやるって言う柔軟さには好感を覚えました。
おぼろげですが CA にはいっぱいいい人材は居るような気はします。
「気はします」なのは、残念ながら、誰ひとりとして存じあげないのです。
そういう素晴らしい人材は、手を動かさなポジションに居るのかも知れません。
ついでに主観でしかありませんが、去年の暮れ頃にユミルリンクをサイボウズに引き渡した時点で、「あー、CA は技術には興味無い会社なんだぁー」ってちょっと思った瞬間ってのはありましたけどね。
しかし、、、読み返すとマジレスすぎて我ながらドン引きしたな。
とりあえず、CA さん、がんばってくだちい。